学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

藤田令伊先生の新刊の書評のご紹介

2月もなかば、春の気配も感じられるようになりました。梅.jpg

カルチュラルスタディーズコースの学生たちのホームベースである2号館6階も、しばらく、いつものにぎわいが消え、静けさにつつまれています。学生たちは思い思いに、それぞれの春休みを充実して過ごしていることでしょう。

そのなかで、週に1,2度、1年生2年生の企画委員が集まって、論文集『私たちのカルスタ』の編集作業にあたっています。テーマを決めて、シンポジウムを開いて、さらに議論を進展させて、一人ひとりが論文を書き、それを論文集にまとめていきます。カルチュラルスタディーズコース発足からはじめた企画で、第5号になります。昨年4月に入学して一年、1年生が本当にたくましくなりました。2年生が本当にしっかり、コース中核の力を発揮しています。まもなく新2年生、新3年生、そして新入生を迎えます。心躍る春が、もうすぐそこに来ていることを感じる日々です。

さて、以前のブログでもご紹介した藤田令伊先生の新刊『『アート鑑賞、超入門! 7つの視点』 (集英社新書)が北海道新聞の書評に取り上げられました。 

20150208_hokkaido (1).jpg平易に複雑な内容を伝えることは、皆さんもご経験がおありだと思いますが、とてもむずかしいものです。藤田先生の「超入門」の「超」は、「きわめて入門的に書く」という意味と、「単なる入門を超える内容まで引っ張っていく」という、二つのことを実現していることを表しているのですね。

じつは他のメディアからも、たくさんの取材の申し込みを受けていらっしゃるのだということです。ぜひ、皆さんも藤田先生のご著書から、アートについて、アートを鑑賞するという行為の意味について、考えてみてください。

藤田先生はご自身のホームページでも、アートについてのさまざまな話題を紹介してくださっています。「ARTRAY」を訪問してみてください。

http://artray.jugem.jp/ 

伊藤淑子

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