学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

ケヴィンのインターン報告③

アメリカからのインターン生、ケヴィンからの新しい報告です。
今回は少したいへんな経験をしたようです。どのような状況でも最善を尽くす方法を考えるケヴィンの誠実な勤勉さに、感動しました。

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1/18/16

 実は先週が楽しくて面白かったが少し大変でした。私は木曜日しなくてはいけない発表が二つありました。だから、水曜日の夜、私は一所懸命研究したりパワーポイントを作ったりしていました。しかし、コンピューターで家のWi-Fiが突然使えなくなりました。発表をもっと早く使ったらよかったのに、怠惰のせいでまだ完成していませんでした。英語でよく「Lesson learned. Never again」と言います。
 その日、発表がまだできていなかったので午前3時に大正大学に行くことまでしました。大学の近くに来るとインターネットが使えました。私は3時から午前6時まで大正大学の脇にいました。ちょっと寒かったですが死ぬほどではありませんでした。しかし、通りかかる人には、私がかわいそうに見えたかもしれません。なぜなら、誰だか分かりませんが、午前5時ごろに三人の優しいお祖母さんたちがお菓子をくれました。実はそのお菓子はあまり美味しくなかったのですが、私は感動しました。発表がまだできていませんでしたが、6時にノートパソコンの電池が切れたので家に帰りました。

大正大学の前(午後3時53分)

大正大学の前(午後3時53分)

 

 仕上げをする前に家でちょっと寝るつもりだったのですが、全然寝られなかったので、シャワーをしたり歯をみがいたりした後で、8時ごろに大学に戻りました。大学も8時から開いているので、建物の中で発表を完成することができました。

 二つの発表のテーマは「M. Butterfly 」とグローバル・ジェンダー・ギャップでした。それに興味があったら、いつでも聞いて下さい。

M butterfly

M butterfly

 

©global gender gap report

©global gender gap report




kevin presentation 2


kevin presentation 1

 二回とも、発表する前にとても緊張しました。30分の発表は英語でも難しいし、日本語でそのように長い時間の発表をしたことがないし。
 しかし、あまり心配する必要はありませんでした。日本語の間違いがあっても皆は理解してくれました。それから、伊藤先生は私が日本語で説明できなかった部分を翻訳してくれました。大変だったけれども、思ったより楽しい経験でした。

 先週、皆さんは全て優しいことが分かりました。学生の皆さんが私の発表を熱心に聞いてくれたし、他にもいろいろなことをしてくれました。昼ご飯をごちそうしてくれたり、大正大学の近辺を案内してくれたり、おにぎりを作ってくれました。部屋が寒いので、伊藤先生はスペースヒーターを貸してくれました。今までいい人にたくさん会えたので私はとてもラッキーだと思います。

 それから、土曜日には、以前のホストお兄さんと会いました。彼は東京藝術大学で勉強していて、将来、有名になるかもしれません。映画や音楽と関係がある仕事をしたいと言いました。2012年以来ホストお兄さんと会ったことがなかったので、一昨日は会えて本当によかったです。4年ぶりの再会でしたが、全然変じゃなかったです。池袋にあるラーメンやさんに行って、とても楽しかったですよ。日本にいる間に、また彼と時々会うつもりです。

 今日はここまで、また報告します。 


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ケヴィンの発表はとてもすばらしいものでした。
今回は無事でよかった! でも、これからは安全第一、いくら日本でも、いくら大学の近くでも、無茶はしないでね。
ケヴィンの責任感に、発表を聞いた学生たちは心を打たれていました。
大学で学ぶということは、自分自身がどのようなことを引き受けることができるか、やり遂げることができるか、を実証的に体験することにほかなりません。そのことを、明確に示してくれました。ありがとう!
日本の日常も、大いに楽しんでほしいと願っています。

                                   ♪伊藤淑子

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