学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

ビールの国からの便り②

ドイツに留学中のカルチュラルスタディーズコース3年生、中山さんから新しい便りが届きました。

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ビールの国からカルチュラルスタディーズへ

-北ドイツ旅行と2人の素敵な日本人女性について-

 

カルチュラルスタディーズの皆さん、新年明けましておめでとうございます。1月に入り、大正大学も試験期間、筆記にレポートにと忙しい時期かと思います。

私は今学期、ミュンヘン大学において、講義の試験が2つ、語学クラスのテストが1つ、合計3つの試験を2月の頭に受けます。大正大学でも、自分の精一杯で試験に挑んでいましたが、今回は、「単位をどうにか取らないと、大正大学で皆と一緒に卒業が出来ない!受からなければならない!」という、今まで感じたことのない緊張があります。「試験」というシステム自体は変わらないのですが、言語がドイツ語という1つの変化で、覚えることはもちろん、試験に関する先生からの情報を理解することも難しいです。しかし、大正大学が与えてくれた、この貴重な経験を、持てる全ての力で挑みたいと思います。

 

 さて、試験について書きましたが、そうした緊張とは別に、もちろん楽しい体験もたくさんあります! 最近では、12月25日から1月3日までベルリンやハンブルクを始め、北ドイツの数都市を、鉄道を利用して旅行してきました。

ミュンヘン、バイエルン料理のレストランの1品です。アヒルのお肉に濃厚なソースと、備え付けはじゃがいものお団子です。

ミュンヘン、バイエルン料理のレストランの1品です。アヒルのお肉に濃厚なソースと、備え付けはじゃがいものお団子です。



 日本にも、都市ごとの特徴があるように、ドイツにもルールや食べ物など色々な点で、「なんか違うな」と思える点がありました。

ベルリンの壁です。中には、日本を題材にした壁画もありました。

ベルリンの壁です。中には、日本を題材にした壁画もありました。

 

ケルン大聖堂のステンドグラスです。物凄い迫力でした。中にはバイエルンから寄付されたというものもあり、十字軍がモチーフになっていたりと内容も様々です。

ケルン大聖堂のステンドグラスです。物凄い迫力でした。中にはバイエルンから寄付されたというものもあり、十字軍がモチーフになっていたりと内容も様々です。



 特に面白いなと感じた点は、「ミュンヘンの方が、美人が多い」と思えるということ。これを、タンデム相手に話すと、間髪入れずに「もちろんだ!」と返ってきました(笑)。

 また、ミュンヘンで私は、ミュンヘン大学とは別に、2人の日本人女性と友人になりました。1人はドイツ男性と結婚しこちらで暮らしているドイツ語の大先輩!もう一人は、今年ドイツ人の男性と共にドイツに渡った、勇気ある同い年の女性です。実はその彼女が、8日に結婚式を行うということで、私も招待を受けました。まさか、留学中に結婚式に出席するとは想像していなかったため、急遽ワンピースを購入し、「ドイツの結婚式のルール」を調べ、緊張しながらの参加でした。ですが、新郎側の家族も優しくて、とても楽しく、素敵な時間を過ごすことが出来ました。

 2人と話していると、異国の地で外国人のパートナーと暮らすなかで、何が大変、ここが嬉しい、など、大学の交流とはまた別の、面白い話を聴くことが出来ます。そして、同時に「いつか私も、2人のように強い女性になりたいな」と強く思うことが出来ます!

 

 

 最後に、少し先の話になりますが、2月に大正大学の語学研修のチューターを及ばずながら、させて貰えることになりました。2年前にお世話になったドイツ語の先生と、今度はチューターとして連絡を取り合っていることが、少し不思議です。私が在籍するカルチュラルスタディーズコースからも、学生が来るということで、長期協定留学生の名に恥ないように、チューターの役目を務めたいと思います。

                                  中山真優子

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大正大学の授業は1月27日まで、そのあとは卒業論文の口述試験もあり、こちらでも学生たちは頑張っています。ドイツと日本、離れていますが、いっしょに頑張りましょう。

中山さん、試験をクリアして、また楽しい便りを届けてください。
                                   ♪伊藤淑子

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