国際文化コース

コミュニケーションガイダンス：庚申塚と地蔵通りの「大」冒険

4月1日に入学し、その後二日間にわたる新入生ガイダンスを受け、大正大学の歴史やカリキュラムの仕組み、履修登録の方法をしっかり理解した1年生たちは、4月5日に教室を出て、上級生の案内を受けながら、「おばあちゃんの原宿」として名高い地蔵通りの散策をしました。



何気なく行き来している場所も、注意深く観察すると、興味深いことがたくさんあります。

9時半に閲覧室集合。受付を済ませたのち、上級生と新入生がグループになって、地蔵通り商店街のウォークラリーに出発しました。スタンプラリー形式で、庚申堂、折り返しの染井吉野の碑、すがもんのおしり 、すがもんポスト、都電荒川線・庚申塚駅と、迷子を出すこともなく、無事に全員大学に戻ってきました。山手線沿線の染井吉野で「ミニお花見」気分になってのんびりしたり、巣鴨地蔵通り商店街や庚申塚商栄会の美味しいもの食べ比べに夢中になったり、それぞれに散策を楽しみました。



遠くに出かけるのではなく、大学周辺の地域を楽しみ、学生同士の交流を深めることを第一の目的にすたコミュニケーションガイダンスです。通りを歩いていると、庚申塚商栄会のお店の人たちが、「大正大学の新入生？おめでとう、がんばってね」と声をかけてくださったり、心のこもったエールをいただきました。地域に見守られている大学であることを、とても嬉しく思いましす。地域の期待に応えることのできる学生であってほしいと、心から願います。

閲覧室に戻ってからは、サンドイッチなどの軽食で、ちょっとしたビュッフェ形式のランチ。会食が落ち着いた頃に、撮影した写真をスライドショーにして示しながら、庚申塚や寺院の説明、名物などの説明をして、巣鴨地蔵通り商店街の文化的背景を知る楽しさを共有しました。

その後、新入生と上級生の自己紹介を兼ねたスピーチで盛り上がりました。新入生がカルチュラルスタディーズコースのメンバーになり、新入生のおかげで、在学生が「先輩」になりました。

明日から授業も始まります。先輩も、新入生も、充実した毎日になりますように。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♪伊藤淑子