学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

カルチュラルスタディーズコース

「『厨房男子』に観る家庭像とジェンダーについての意見交換会」にカルスタの学生が参加しました

 2月5()に開催されました「『厨房男子』に観る家庭像とジェンダーについての意見交換会」に参加した学生の感想文をご紹介いたします。

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 2月5()に表現学部、人間学部、文学部が主催する「『厨房男子』に観る家庭像とジェンダーについての意見交換会」が開催されました。
 このイベントでは、2015年に公開された映画『厨房男子』が上映された後、監督の高野史枝さんから映画の内容や、映画を制作するまでの経緯などをお話しいただきました。
作品の内容としては、飲食店やレストランの料理人ではなく、家庭内で料理をする実在の男性たちを撮ったドキュメンタリーとなっています。年代や家庭環境、作る料理もさまざまな男性たちの楽しそうに料理をする光景が映されていました。
 映画を見て、料理を自分で作るメリット・必要性や、家事を分担する重要性を感じました。日本は性別による役割分業(男性は外で働き、女性は家事をこなす)がいまだ強く残っています。高野監督のお話にもあったのですが、今後より女性も働いていく時代になっていきます。現在、共働きの家庭も増えています。そういった中で、家事を分担する、男女にとらわれず料理をすることは重要になります。
 料理ができることは、1人暮らしの場合自分自身に、結婚したり同棲したりする場合パートナーにも良いことだと高野監督はお話していました。
 映画『厨房男子』は男性の家事参加、男女の役割分担について考えるきっかけとなる作品でした。私たちは今後も男女差別、偏見といった問題について考えていく必要があります。しかしそこでとどまらず、性別という枠で区分することについて考える必要もあると思いました。料理は生活に必要なこと、できた方が良いことであって、料理をする・料理ができることと性別は関係ありません。なぜ日本ではいまだに性別で仕事や役割を分けるのか、役割と性別を結び付けて考えがちなのか、性別と役割に関する問題を個々人が考え、変えていく必要もあるのではないでしょうか?
 今回のイベントでは映画『厨房男子』を楽しむと同時に、作品や高野監督のお話を通じて、性別をとりまく問題について考える良い機会となりました。

2年 高橋 李帆


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★人文学科 助手