学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

国際文化コース

人文学科国際文化コースで学ぶこと④ 人文学の強み

6月13日にオープンキャンパスが開催されました。
昨年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のために、オープンキャンパスもオンラインを中心に展開することを余儀なくされましたが、久しぶりに対面で多くの受験生を迎えることができ、本当に大きな喜びでした。受験生を温かく迎えるために、在学生たちも活躍し、学びの場を受験生に紹介いたしました。

2021年度のオープンキャンパスのテーマは「探究」です。
大学全体で「探究入門」として、オープンキャンパス参加の方たちのために作成した「探究の歩き方ノート」をもとに、探究に必要な「みつけるーふかめるーまとめる」、つまり探究の糸口を発見する力、その糸口をテーマへとふくらませ、さらに考察を深める力、そしてその考察を論理的にまとめ、発信する力、これらの力を連動させて大学の学びがスタートすることを確認しました。

さらに、学科の説明では、人文学科の説明をいたしました。

国際文化コースは人文学科のなかにあって、哲学・宗教文化コースと隣り合っています。
私たちの強みは、何といっても、哲学、宗教学を学ぶ人たちと、学修を共有できることです。

広い知識と深い洞察力、鋭い分析力と総合的な考察力をそなえた国際文化コースであるための最大の利点は、すぐ隣に哲学・宗教文化コースがあることにほかなりません。

人文学科国際文化コースは、もちろん、異文化に対する理解と柔軟な英語の力を培うことを目指しています。それと同時に、いま、高度に情報化され、変化の著しい時代だからこそ、芯となる価値観、倫理観が重要です。

求められるスキルは時代によって変化するかもしれません。技術は日進月歩で開発されていくことでしょう。

だからこそ、しっかりと安定した価値観をもち、社会やテクノロジーの変化にも正面から向きあうことのできる土台を構築することが求められています。

私たちの究極の「探究」とは、人生の指針となる自分自身の価値観を見出すことだといえるかもしれません。
友だちといっしょに学びを楽しみながら、学問的な知を深めながら、英語などのコミュニケーション力を高めながら、ゆっくりと、グローバルな視点で、自分の生き方を考えるのが大学です。人文学科国際文化コースは学生一人ひとりの努力をサポートします。


                        人文学科国際文化コース
                     カルチュラルスタディーズコース
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