学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

人間科学科

卒業論文発表会(張江ゼミ)

 
 記事にするのが遅くなりました。
 じつは当日の写真を撮るのを失念してしまい、「記事」としては少し難しいと感じでおりました。
 しかし、当日のポスターがあったことを思い出し、やっと記事にできたしだいです。

 さて、2016年2月4日に大正大学251教室にて、「張江ゼミ 2015年度卒業論文発表会」を開催いたしました。
 当日は、発表者7名に加えて、「3年生ゼミ生」やゼミ希望の2年生なども参加、さらに、大学院生や次年度の大学院入学予定者も加わりました。
 「張江ゼミ」では、3年次より「社会学の秀逸な著書を精読すること」を主軸にしています。今年度の卒業生たちは、私の敬愛する社会学者の一人であるP.L.バーガーの『社会学への招待』を毎週、張江研究室で精読しました。それらが、かのじょたちの個々の卒業論文にどのように影響を与えているのかは、残念ながら定かではありませんが、それでも個々の卒業論文で、理論的な枠組みの重要性は充分に意識されていると思います。
 最後に、卒業論文の「報告一覧」を掲載しておきましょう。

1. 甘利渓子 文化資本としての習い事
2. 茨木 愛 もっと、あなたの蕎麦に
3. 関谷春奈 「ミスチル現象」は何故生じたのか
4. 藤原麻里 フィクションの比較文化論
5. 大槻麻綾 新座市の平林寺と野火止用水の文化的景観について
6. 當間由依 二次元に恋する乙女たち
7. 三浦茉純 お江戸のピクトグラムは現在にどうつながっているのか

 どれもが、それぞれの個性がはっきりと解かる、とてもよい作品たちです。
 なお、「発表会」終了後に行われた「(張江へのサプライズ:4年生主催)お茶会」もあり、美味しくケーキをいただきました。(文:張江洋直)
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