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【真言学研究室だより】大学院真言学修士論文中間発表会

 
 7月4日水曜日、大学院仏教学科の真言学智山・豊山合同の修士論文中間発表開会が開催されました。
 普段は、各コース・各担当教授の指導を受けている大学院生ですが、同じ弘法大師の教学を学ぶ者として、修士論文の中間発表会を合同で行っています。
 今年度は智豊合わせて13名の学生により発表が行われました。(今年度は智山7名、豊山5名の合わせて12名ですが、仏教学コースに豊山派の大学院生が1名在籍していましたので、彼にも参加していただきました。)
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時間は、一人発表10分、質問10分の時間が割り振られます。各自の研究の現在までの進捗状況と、今後の研究予定等についての発表がされた後、普段は指導を受けない互いのコースの専任の先生方や、非常勤講師の先生、大学院博士課程の院生や綜合佛教研究所の研究員の方からの質問や指導が行われます。
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ある程度の方向性が出来上がっている人もいれば、まだ課題が山積の人もいるかと思います。しかし論文の提出期限は年末、あと半年の時間があります。その半年間を有意義に使っていただければ、それぞれ研究を進ませ成果を上げることも課題をクリアーすることも十分に可能です。
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今回の発表会を機会に、普段指導を受けている教授以外の先生方からの指導もぜひ受けていただき、素晴らしい修士論文の完成を、そしてその次には学会での発表を楽しみにしています。
 
以下発表タイトル
・五字厳身観の研究 ・『真言律行問答』の研究 ・『虚空蔵菩薩』展開過程の研究
・弘法大師の著作における浅深釈の研究 ・覚鑁上人の高野入住について 
・『大日経』の研究 ・弘法大師と本覚思想 
・興教大師覚鑁と観法の研究―臨終行儀を中心として― ・『五部心観』の研究 
・即身成仏思想について ・真言密教の臨終行儀 ・慈雲の新道観 
・如来蔵思想の研究。  
・未発表(愛染明王の研究)
 
 
                                                         仏教学科非常勤講師 舎奈田智宏
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