学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本史コース

3年三浦ゼミ・木下ゼミ 合同 足利合宿Part.1

 9/2(月)から9/4(水)まで、三浦ゼミ・木下ゼミ合同の合宿を、栃木県足利市で行いました。計2回にわたってその様子をご紹介していきます。

 毎年開催されているこのゼミ合宿では、引率の先生・大学院生およびOBによる講義と、学生の発表、そして史跡見学を行っています。
 今回は、先生方および院生、OBの指導にスポットを当てたいと思います。


 木下先生は、初日と2日目に講義をなされました。先生の講義では、中世文書を教材として、『くずし字辞典』を用いた史料の解読を行いました。学生たちは、歴史研究をする上で重要となる史料読解の技術を身に付けていきます。

      


 三浦先生は2日目に、『百練抄』、『平戸記』といった鎌倉時代の史料について講義をされました。
 講義を通して、歴史上の出来事・事件について、同時代の人々がどのように認識・記録していたかを捉えていきます。

      


 先生の他にも、大学院生と歴史学科OBによる、それぞれの研究領域に基づいた講義が行われました。普段接する機会が少ない院生やOBによる講義もまた、学生にとって貴重な経験となったのではないでしょうか。

      

 ゼミ合宿では、普段の授業内容より難易度の高い史料を扱い、慣れない環境での共同生活となります。そのように大変な中でも、学生たちは協力し合って合宿に取り組んでいました。この経験が、後々皆さんの力になることを願っています!


 次回は、学生たちの発表と史跡見学を中心にお伝えしたいと思います。

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