学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本史コース

古代史ゼミ(2年生・3年生)の学外見学報告

10月31日、2年生科目「歴史基礎ゼミナールⅣ」、3年生科目「日本古代史基礎研究B」の受講者14名で
古代豊島郡関連の史跡を見学して来ました。授業で取り上げた古代豊島郡の歴史をフィールドワークで
理解を深めるのが目的です。飛鳥山1号墳、王子神社、平塚神社、御殿前遺跡、清光寺などを巡見しました。

   

以下にいくつか学生の感想を掲載します。

(学生1)
今回の見学を経て、本や史料で学ぶだけでなく、実際に現地へ赴き目で見たり、肌で感じたりと体験を通す
ことでより理解を深めることができると思いました。

(学生2)
飛鳥山古墳群、王子神社、平塚神社にしても辺りを見渡すことができる高い位置に造られたことが足を運んで
わかった。関東が湿地であること、権威のため、軍事的な理由など、さまざまな要因を考察することができる。
また、飛鳥古墳群や御殿前遺跡の距離がとても近いことを考えると、二つの遺跡でわかる勢力に何らかの関係が
あること、または、同じ勢力の集団ではないかと予想することができる。その時代は文字史料が発展していないため、
史学の分野で明確にすることは困難であるため、考古学の分野において解明が求められるのではないかと感じた。

(学生3)
これまでは、授業で習ったところをすぐに観に行くということはありませんでした。今回の課外授業で、フィールドワークは
大事だと感じました。大きな理由としては、立地場所や神社同士の距離を把握することができるからです。
実際に自分の足で歩いてみに行くことで、地図だけではわからない距離感を知ることができました。

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