学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本文学コース

[日本文学科]8月24日(土)25日(日)オープンキャンパスのお知らせ

こんにちは。暑い日が続きますが、皆さんいかがおすごしですか。
来たる8月24日(土)25日(日)には、本学・大正大学でオープンキャンパスが行われます。

そのうち、24日は授業体験を中心とした1日です。

10時~10時50分までが、古田先生の「『源氏物語』の「引歌」を学ぶ」と題した講座です。
〔概要〕
『源氏物語』には、795首にもおよぶ和歌が含まれていますが、散文部分においても古歌を引用する「引歌」という表現技巧が用いられています。『源氏物語』は「引歌」によって、作中人物の恋や悲しみを豊かに語り、時には人物同士が「引歌」で喧嘩することもあるのです。現代語訳や漫画の紹介なども行いつつ、原文に触れることで味わえる『源氏物語』の「引歌」の面白さを学びます。

(補足)
古典を学ぶことに興味がある方は少なくないと思うのですが、一方で「現代語訳で読めば良いのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、古典文学には「現代語訳」を見ているだけでは把握しきれない奥深さがあります。「引歌」もそんな表現技巧の一つです。この講義を通じて、原文を学ぶことの意義、大学で古典に触れる意義について考えてみましょう。
なお、適宜その「現代語訳」自体もセットで紹介してまいりますので、中高での「古文」の文法的な知識などはさしあたり不要です。気軽に参加してください。

13時~13時50分までが、田中先生の「和本を学ぶ─大正大学の貴重書見学─」と題した講座です。
〔概要〕
電子書籍の登場によって、今、本の世界には大きな変化が訪れています。が、今私達が目にしている“印刷された活字の本”もまた、その昔は決して当たり前のものではなかったのです。例えば、『源氏物語』や『古今和歌集』はその昔、どんな形をしていたのでしょう? 図書館での見学も交えながら、さまざまなる本の世界について学びます。

(補足)
受験生の皆さんにとって、古典文学作品は教科書に載っている活字の「古文」として触れることが多いと思います。でも、そんな活字になる前の段階では、古典は「和本」と呼ばれる本のかたちで、書き継がれ写し継がれてきたものでもあるのです。大正大学はそんな「和本」を所蔵している大学の一つでもあります。当日は、江戸時代以前に書かれた資料も紹介する予定です。
博物館などではガラス越しにしか見られない資料を、間近に見るチャンスです。保護者の方も含めて、ぜひご参集ください。

また、10時30分から15時までは、「教員個別相談」に山本章博先生(古典文学)と山内洋先生(近現代文学)とが在席予定です。学科の勉強内容のみならず、古典や近現代の文学研究者でもある先生方と直接お話しするチャンスです。気軽においでください。

8月25日(日)はAO入試フォーラムです。
学科・コース別AO入試説明会と「教員個別相談」が行われます。
こちらはまた近くなりましたら、時間などご案内できるかもしれません。
その際は改めてよろしくお願いします。

最後に、受験生の皆さんは、日本文学を学ぶにあたって、大事な要素って何だと思いますか?

色々あると思いますが、私は、本の量(古典の原資料含む)、立地(通いやすさ)、教員の面倒見の良さの三つがとくに大事だと思っています。大正大学がどんな資料を持っていて、どんな場所にあり、どんな先生が教壇に立っているのか? ぜひ皆さん自身の目で確認をしてください。大勢の受験生の皆さんのご来場をお待ちしています。

(日本文学科)