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日本文学科

【日本文学科】学生インタビュー 第1号

この度、日本文学科では本学科に在籍中の学生の協力をあおいで、学生のインタビューをお届けすることになりました。

これから日本文学科に入学を考えている受験生の皆さんはぜひ参考にしてください。また、学生の皆さんにとっては、大学での経験をアウトプットする機会として活かしてもらいたいと考えています。なお、在校生のプライバシーに配慮して、掲載にあたっては本名を伏せる形での掲載となりますことをご了承ください。

第1回はHさんです。Hさんどうぞよろしくお願いします。

Q.学年を教えてください。また、良かったら簡単に自己紹介をしてください。
A. 2019年度に文学部日本文学科に入学しました。現在は学部の三年生で、教職課程も履修しています。

Q.大正大学日本文学科を選んだ理由はなんですか? 
A. 高校生のときから『源氏物語』に関心があったので、その勉強ができる大正大学日本文学科を受験しました。また、教員にも興味があったので、中・高の国語科の教職課程を履修することができた点も選んだ理由の一つです。

Q.大学生活はどのようなものですか? 差し支えなければ、一週間の大まかなスケジュールを教えてください。
A.1,2年次に制限単位(※)ギリギリまで履修していたので、3年次の時間割は少なめになっています。必修科目はほとんど単位取得しているので、現在は選択科目と教職課程の授業を履修しています。授業がない月・土・日曜日にはバイトをして、それ以外の空き時間を課題などの勉強をする時間に充てています。

◆大学開講中の時間割や空いた時間の過ごし方(休日を除く)


Q.日本文学科での学習内容の面白さ、楽しさを教えてください。
A. 大正大学日本文学科では、1・2年次に日本文学と日本語学について総合的に学び、2年次から専門発展の授業を履修することができます。

何を専門的に学びたいかを迷っている人は、総合的な学びが専門的に学びたいものを見つけるきっかけになると思います。また、学びたいものが決まっている人も、それに関連する作品に広く触れることができるので、自分が求める「学び」をより深めることができると思います。

Q.大学に入る前と入った後で出来るようになったことや変わったことはありますか?
A. レポート・発表資料の作成は大学に入学するまで取り組む機会が少なかったため苦手意識を持っていました。ですが、入学してから、必修科目でレポートの基本的な書き方を、学部の基礎科目で文学研究の際のレポートの書き方を学んだことで、積極的にレポートに取り組むことができるようになりました。

また、くずし字を解読する翻刻という作業を学んだことで、古典作品の原典を使って自身の学びをより深いものにすることができました。

文学作品についての学びを深めることで、将来教員になって生徒に対して、教科書に載っている以上のことを教える能力を養うことができていると思います。

Q.これから大正大学の日本文学科に入学を考えている後輩に向けてメッセージをお願いします。
A. 大学では、「筆者が作品を通して何を伝えたいのか」を他の作品と関連させながら考えたり、古典作品の現代語訳をイチから自分で考えたりと、今までとは全く違う勉強ができます。最初は取り組む内容のほとんどが難しいかもしれませんが、学部の先生方やゼミの先輩方が、優しく熱意を持って貴方の勉強を支えてくれます。

やりたいことを見つける、それが在学中に変わってもいい、大学とはそんな場所です。特に学びたいことが今はなくても、学校の授業で取り組んだ教材が面白かった、文豪が特殊能力を使って戦う漫画が好き、これらも文学に興味を持つきっかけとしては充分です。大正大学のキャンパスでお会いしましょう。


※ 制限単位……大正大学では、学生が無理なく学習を進めていけるように、学期ごとに授業を受けられる数に上限が決まっています。Hさんの場合は、1・2年生の時に努力をした結果、3年生で受けなければならない授業数に余裕が出来ていることを話してくれました。

Hさん、お話いただきありがとうございます。

高校時代から、学びたい作品、将来の志望したい教員の進路が決まっていたとのことですばらしいですね。また、そうした志望が「在学中に変わってもいい」というのも、本当にそのとおりです! 様々な将来への夢や希望に応えられて、そのうえで選択肢を増やせる日本文学科であるよう、ブログ担当者も改めて気を引き締めていきたいと思いました。

Hさんにとっては第1回でお答えになりにくいこともあったかもしれませんが、たいへん参考になるお話でした。改めて、本当にありがとうございました。


日本文学科では、今後もこうしたインタビューを続けていきたいと考えています。どうぞお楽しみに!


大正大学文学部 日本文学科

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