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日本文学科

【日本文学科】「推しも好きだけど、近代文学も好き」を開催しました【課外活動】

今回は大正大学日本文学科の課外活動の1つをご紹介します。


1月18日(木)、日本文学科の近代文学を専攻する4年生有志によるイベント「推しも好きだけど、近代文学も好き――推し活する私たちが語る近代文学の魅力――」を開催しました。12月中旬に卒論提出を終えた4年生たちが、発表準備はもちろん、計画からチラシの作成まで、熱心に準備をしてくれました。

当日は6名の発表者が登壇し、推しや卒論内容について、そして中心である近代文学の魅力について、それぞれに語ってくれました。来場者は、日本文学科の4年生や下級生を中心に、他学科学生、SNSなどでイベントを知ってくださった一般の方々と、この場だからこその参加メンバーとなりました。質疑応答も最初のうちこそ沈黙があったものの、緊張がほぐれた後半はかなりの盛り上がりでした。


  


以下に、参加者の感想を紹介します(アンケートをもとに要約しているところがあります)。

・子どもが受験を控えており、SNSで検索している中で、こちらのイベントを知りました。文学作品にも興味があるので、楽しく参加しました。一般からの参加も快く受け入れてくださって、ありがとうございました。

・中学三年生です。自分の知っている作家については魅力を再確認し、理解を深めることができました。知らない作家については、思わぬところから知っている名前が出てきたりしたので、その本をとても読みたくなりました。あまり知らないジャンルに挑戦してみたいですし、すでに読んでいる本でも他の方々の考察を照らし合わせて、自分なりに深めていきたいです。

・発表者の推し、文学愛がものすごく伝わりました。もうすでに知っている作家も、また知らなかった作家もその魅力を知ることができました。スライド発表の仕方も、参考になりました。自分の想像よりも、居心地のよい空間でした。

・授業のプレゼンとは違い、個人に焦点を当てた今回のイベントは新鮮で楽しかった。このような砕けた雰囲気のイベントは肩の力を抜いて聞くことができるので、普段の学びとは違った観点で内容を考えられた。




他にも、「今回のような軽めのプレゼンテーションの会があったら、また行きます」「今回と同じような発表会をたくさんやってほしい」といった声が多く、発表者たちの文学愛があふれると同時に、多くの人が楽しめるイベントとなりました。下級生からは、「こういうイベントならやってみたい」という声もあがり、4年生たちもとても喜んでいました。
 

素敵なイベントを提案してくれた4年生のみなさん、そして、あの場と時間を共有してくださった参加者のみなさん、ありがとうございました。参加した4年生も、機会さえあれば卒業の3月までにまた開催したい! とのことで、楽しんで登壇してくれたようです。ぜひそうした機会を見つけていきたいですね。


以上、「推しも好きだけど、近代文学も好き――推し活する私たちが語る近代文学の魅力――」の様子でした。

大正大学文学部日本文学科では、今後も学生の関心や意欲が活かせるよう、教職員一同授業外でも手助けをしていきたいと考えています。本記事を見た同級生や後輩の皆さんにも、ぜひ色々なことにチャレンジしてみて欲しいと思います。

引き続き日本文学科公式SNSアカウントにおいても情報発信をしていますので、良かったらフォローや拡散のほど、よろしくお願いします。
 
大正大学文学部 日本文学科
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