学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

放送・映像メディアコース

南三陸研修

9月7日からの6日間、放送・映像表現コースの学生を含む16名の表現学部有志学生と教員7名にて、宮城県南三陸町に研修に行ってきました。

目的は、昨年・一昨年同様、入谷八幡神社境内での「宵祭り」の開催です。

宵祭りでは、屋台を出店し、ステージイベントを行う他、メインモニュメントとして門の形をした大灯籠ねぷたの展示を行います。

1日目に現地の見学をした後、2日目から学生たちは、イベント班・屋台班・ねぷた制作班の3チームに分かれ、3日後の宵祭り開催に向けた準備に入ります。
ねぷたの制作はかなり大がかりなものとなるため、屋台班と共同で行います。

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全員で骨組みをつくり、完成した骨組みに内部からねぷたを照らす電球の線を組み付けます。
また、ねぷたの外部に貼り付ける和紙も制作しますが、今回は「虹」をテーマにするため、虹の色に見たてたフィルムを和紙に貼り付けるのが主な作業です。

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これらの作業は、写真だけで見るとかなり簡単な作業のように思えますが、実際にやってみると、相当に大変な作業です。
肩も凝りますし、眼精疲労も起こります。
そして何より、完成したねぷたが雨によって壊れてしまうのではないか、という不安に苛まされるのが本当に大変です。

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というのも、今回の研修中は、ほとんどずっと、雨が降り続けていたのです。
宵祭り開催前日である4日目には、宮城県に大雨特別警報が発令されるほど、南三陸は雨模様だったのです。

 

4日目、各チームは宵祭り当日にも雨が降ってしまう可能性を考慮し、宵祭り開催地である入谷八幡神社境内にテントを建てるなどの対応に追われます。

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ねぷたの制作作業も、宵祭り当日に現地で行うのでは間に合わないため、学生たちは明日には雨が止むことを願って、ブルーシートでくるんだねぷたを全チーム協力して神社境内へと運び込みます。

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が、そんな学生たちの頑張りをあざ笑うかのように、雨脚はどんどんと強くなっていきます。

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急いでブルーシートと縄を駆使してテントのような防水屋根を設営しますが、張りが足りないせいか、天井部の特定の箇所に水が溜まってしまい、なかなかうまくはいきません。

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定期的に棒で押して溜まった水を落とし、当面をしのぎますが、落ちた水はなぜだかすべて、メイキングを撮っていた学生の頭上ばかりを直撃します。

 

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5日目、本番当日の朝、雨の中でもできることをしておこうと、屋台班は宿の台所をお借りして、宵祭りで提供する焼きそばの下準備を行います。

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と、その時でした。

これまでの頑張りが報われたのか、奇跡的に、空に晴れ間が見えてきました。

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テントから落ちた水を何度も受けた学生たちを祝福するかのように、メイキングのカメラを光が優しく包み込みます。

そして、宵祭りが無事、始まりました。

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完成したねぷたが闇夜を美しく照らし出します。

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会場の入り口には、現地の子供たちがつくってくれたミニ灯篭を設置しました。

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たこせん、焼きそば、かき氷、子供バー、ヨーヨー釣り、水鉄砲射的などの出店は、どれも盛況です。

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現地の子供たちのボルテージの高まりを受け、イベント班の準備も万端です。

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ステージ上では、バルーン・アートやペンライト・アートなどのイベントが催され、宵祭り会場のテンションも最高潮をむかえました。

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子供たちの明るい笑い声。

学生たちのほっとしたような笑い声。

宵祭りは、たくさんの笑い声が、すっかり晴れた南三陸の星空に溶け込んでいく、素敵なお祭りとなりました。

 

宵祭り終了後は、片付けをして、宿泊先であった「いりやど」に戻り、料理長特製のタコカレーをいただいて、研修も終了です。

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今回の研修は、南三陸の方々と触れ合うという学習成果の面だけでなく、南三陸のおいしい料理をいただくという食生活の面でも、非常に充実した研修となりました。

 

以上、今回の南三陸研修における放送・映像表現コースの成果報告とさせていただきます。