学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

公共政策学科

ご入学おめでとうございますー学科の伝統を築いていきましょう!

 新入生の皆さん。入学おめでとうございます。新型コロナウイルスのために変則的な入学となってしまいましたが、これから開始されるオンライン授業で大いに頑張りましょう。ただし、引き続き感染防止には細心の注意を払ってください。

 さて、公共政策とは、社会や地域の様々な課題の解決を図るための政策全般を意味し、非常に幅広い分野をカバーしています。おそらく私たちの生活のほとんどすべての分野に関わる学問といえると思います。そして、公共政策の担い手は、国や地方公共団体の行政機関、学校、病院、福祉施設、経済団体、民間企業、NPOなど様々ですが、いずれの政策も何らかの形で行政機関と関係しています。

 特に最近の新型コロナウイルス問題において、行政機関の重要性が再確認されています。知事が頻繁に記者会見を行い、外出の自粛を要請したり、医療に関する計画を発表したり、国は緊急事態宣言を発するとともに、経済的支援策を発表したりしています。一頃、官から民へという風潮が高まっていましたが、やはり、緊急事態には国や地方公共団体の重要性が再認識されるということだと思います。

 私は、公共政策学科で、政治・行政の仕組みやそれらの実情などを中心に担当することになると思います。長らく国家公務員として勤務してきましたので、その経験を生かし、単なる表層的な知識の伝達にとどまることなく、生きた知見をお届けするよう心がけるつもりです。その際、皆さんにも問題意識をもって取り組んでもらえるよう工夫していきたいと思います。

 国家公務員としての私の勤務は、その大部分を人事院という役所で過ごしました。人事院は、国家公務員の人事管理制度を担当する役所です。皆さんの中には、将来、公務員を目指そうと思っている方がいると思います。そういう方には、公務員の仕事の意義ややりがいをお伝えするとともに、公務員になる上でのアドバイスなども行っていきたいと思います。他方、授業等を通じて、公務員と連携して仕事をしていく上での留意点などもお伝えしていくつもりですので、これは、公務員志望以外の方にも役立つと思っています。

 皆さんは公共政策学科の栄えある1期生です。私たち教員もこの学科においては、新人です。記念すべき発足メンバーでしっかり力を合わせて学科の伝統を作っていきましょう。


大正大学 公共政策学科教員
尾西雅博