学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

公共政策学科

公共政策学科2年生 五泉市フィールドワーク報告(古田先生より)

 公共政策学科の2年生は第3クォーターに地方地域での実習を行うことになっています。本来は2週間の現地調査を行う予定なのですが、今年は新型コロナの影響を考慮して約1週間の短縮した日程で実施いたしました。私が担当したのは、新潟県五泉(ごせん)市です。10名の学生たちと一緒に10月14日~19日の5泊6日での実習を行ってきました。

 五泉市は、新潟市から車で40分ほどの距離にあり、絹織物やニットなどの繊維産業や農業が盛んなまちです。しかし、約30年前をピークにニット産業はその売り上げは大きく減少し、街の活気が失われるとともに人口減少が急速に進んでいます。五泉の名の由来となった豊富な湧水やそれを活かした特徴ある里芋・レンコンなどの農産物、桜やチューリップなどの四季を通じた花々、温泉や寺院などの観光資源もありますが、まだ十分に活用されているとは言えない状況にあります。

 こうした中、学生たちは伊藤勝美市長から直々に五泉市の現状や課題を伺うとともに、五泉ニット工業組合が最近オープンさせた五泉ニットの情報発信施設「Loop & Loop」でニット産業の現状や課題について学び、また、ニット工場や絹織物の工場の見学、商店街や街歩き、最近オープンしたばかりの交流施設「ラポルテ五泉」の見学などを通じて、五感を通して五泉を学び、その課題を解決するためのアイディアについて議論を交わしました。また、実習中には地元の五泉高校を2度訪問し、地元について学ぶ五泉高校の生徒からの発表を聞くと同時に大正大学生からはフィールドワークの目的や結果についての報告も行いました。

 最終日には、再び市役所を訪れ、伊藤市長にフィールドワークを通じて発見したことや課題改善のための提案を行いました。5泊6日と短い期間ではありましたが、現場に出なければわからないいろいろなことを学生たちは濃密に学ぶことができました。今回の実習でお世話になりました、伊藤市長をはじめとする五泉市役所の皆様、五泉ニット工業組合、ウメダニット、横正機業場、五泉市観光協会、五泉高校の皆様に厚く御礼申し上げます。