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臨床心理学専攻

心理職が国家資格に!「公認心理師法」が成立しました!

 すでにご存じの方も多いと思いますが、去る9月9日、衆議院に続いて参議院本会議においても「公認心理師法案」が全会一致で可決成立しました。

 これまで、心理職の資格としては、認定資格として最も信頼性が高く難関でもあった「臨床心理士」がありましたが、これも文科省のバックアップがあったとはいえ民間資格でした。その他の「〇〇心理士」「××カウンセラー」などは多くが学会や団体が独自に認定する資格という位置付けでした。

 今回の公認心理師は、心理職としてわが国で初めての国家資格ということになります。

 養成カリキュラムや認定方法などについては、今後2年ほどの間に細部が詰められていく予定ですが、すでに臨床心理士である方や現在大学、大学院で学んでいる学生、これから心理学分野で学んでいこうと考えている受験生にとっては、大きな励みになるものでしょう。

 職域としても、これまで多くの心理士が働いていた教育領域のみならず、国家資格所持者が多くを占める医療領域などでも格段に活用が拡がると考えられ、また、福祉、司法、産業などでもより安定した身分が得られるようになると考えられます。職業として「心理職」を選択する道は大きく開けていくものと期待されています。

 大正大学は、いち早く臨床心理教育を開始し、最初に出来た臨床心理士養成大学院16校の一つとして、現在まで多くの人材を輩出してきました。

 公認心理師法が施行された後にも、心理職養成の実績と有数の臨床機関であるカウンセリング研究所を学内に持つ優位性、幅広い実践領域をカバーする恵まれた教員人材を活用して、真に役に立つ心理臨床家を社会に送り出すために力を尽くしていきます。