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宗教学専攻

【宗教学専攻】第203回駒沢宗教学研究会に参加しました



新学期開始前の328日(金)、第203回駒沢宗教学研究会・関東地区修士論文発表会が開催されました。
本学からは、2024年度に修士論文を提出した江原知華さんが「笠間稲荷神社信仰の展開と産業 ―明治・大正期を中心に―」というタイトルにて発表を行いました。

江原さんは、笠間稲荷神社の信仰の発展と地域産業・文化の関連を考究しています。
今回の発表では、地方新聞を元に、笠間稲荷神社と鉄道などの社会における流行や時世との関係、神社の発展に貢献した中心的人物の存在を指摘していました。 

発表後には、多くの質問やコメントが寄せられました。
質疑応答においては、研究視点に関する質問も寄せられ、今後の課題や研究の進め方にも議論が及びました。



今回は本学の他に4大学(上智大学、東京大学、國學院大學、東京科学大学)から発表がありました。各タイトルは以下の通りです。

「気功はいかに語られてきたのか ―主体の経験として気功を捉えなおす―」

「宗教学・生命倫理における生命/いのち」

「初宮参りの現状に関する研究」

「タイ系移民女性の宗教的共同体 ワット・パー・プッタランシー東京における参与観察を通じて

本研究会は、年に一度、宗教に関する研究を行う首都圏の大学院関係者が集まり、各校から修士論文を提出した学生が1名ずつ発表するという主旨のものです。

本研究会のような発表や議論の場があることは、修士課程の学生にとっても励みとなるのではないでしょうか。

大学院進学を考えている方は、この駒沢宗教学研究会での発表を目指して、ぜひ本研究室で共に研究・論文執筆に励んでみませんか?

(文責:小島里奈)

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