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宗教学専攻

【宗教学専攻】髙田彩先生のご著書が刊行されます

髙田 彩先生のご著書『武州御嶽山の宿坊と労働 家族経営される宗教』が2025年12月2日、専修大学出版局より刊行されます(本体3,000円+税)。




髙田先生は哲学・宗教文化コースの1期生であり、また本学の大学院 宗教学専攻で博士号を取得された先生です。

今回刊行されるご著書では東京都青梅市に位置する、武州御嶽山における山上集落および宿坊を事例として分析を行っています。
宿坊で働く人びとに焦点をあて、その働きが宿坊や武蔵御嶽神社にとってどのような意義を持つのかを検討し、さらには武州御嶽山を取り巻く社会状況の変化から武州御嶽山の宿坊で働く人びとの仕事内容や役割の変遷を論じた、確実に研究史に爪痕を残す成果となる一冊です。

ぜひともご一読ください。


目次は以下のとおりです。

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序 章

第Ⅰ部 武州御嶽山の御師・宿坊・講
第1章 武州御嶽山の運営組織
第2章 御師の活動と宿坊の経営形態
第3章 御師の手帖からみる講とのつきあい方

第Ⅱ部 観光化にみる武州御嶽山の変容
第4章 都市の未知の人の来訪と観光化のはじまり─明治末期から昭和戦前期
第5章 団体客の増加と宿坊機能の多様化─昭和戦後期から平成初期
第6章 ペットの聖地としての武州御嶽山─平成初期から平成中期

第Ⅲ部 武州御嶽山の変容と働く人びと
第7章 宿坊アルバイトのエスノグラフィー─どのようにして宿坊経営体の一員になるのか 
第8章 「お手伝いさん」から「アルバイト」へ─宿坊運営における従業員の役割と労働実態
第9章 「奥様」から「おかみ」へ─宿坊運営における御師の妻の役割と労働実態
第⒑章 ライフコースを通してみる御師の妻の役割とその意義─御師の妻はどのようにして「なかばあさん」になるのか

終 章



◆人文助手
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