学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

仏教学コース

【新コース紹介】&【卒業生紹介】

仏教学コースのブログにお立ち寄りくださいまして、ありがとうございます。

今回は仏教学科助手池田がご案内いたします。

今年の4月より仏教学科に開設されることになりました。


その名も【仏教文化遺産コース】です!!

これまでも仏教学科の多くの学生が仏教文化について研究をしてまいりましたが、

来年度の新入生からは仏教文化遺産の研究を進めやすいカリキュラムを準備しているところです。

ご期待ください!!!

 

さてさて、仏教文化遺産に興味があるといえば、寺院巡りが中心となろうかと思います。

現地で本物に触れることは、研究の第一歩ともいえるでしょう。

一方、博物館にもたくさん所蔵されていますし、興味深い企画展が各地で開催されていますね。

それを支えているのが学芸員の方々です。

仏教学科でも学芸員の資格を取得することができます。

学芸員になることは困難とされていますが、わが仏教学科の卒業生でもその道を究めている方々がいらっしゃいます。

今回、2名の女性の活躍をご紹介したいと思います。

 

1人目は山内綾子さんです。

現在は、結婚、子育てしながら名古屋の古川美術館で学芸員として勤められています。

筆者は彼女とは親交があり、彼女が学生の頃から一緒に、中国で玄奘が歩いたとされるシルクロートを辿ったり、サンチーのストゥーパが仏教文化の原点であるとしてインドを旅し感動を共にいたしました。まさにバイタリティの塊のような女性です。

 

2人目は櫻井和香子です。

前者の山内さんが上原仏教美術館を退職することとなり、その際に修士課程を修了する櫻井さんが後任者として赴きました。

 

櫻井さんは学生時代、楚々として冷静なタイプだったかと思います。友人にも恵まれ楽しく学部・修士課程を過ごされた姿が鮮明に思い出されます。

時として慎重なイメージの櫻井さんが千葉のご実家から遠く離れた伊豆下田に行くとは思えなかったのですが、迷うことなくこの道に進まれました。

今では上原美術館になくてはならない存在としてご活躍されています。

 

紹介したお二人が学芸員という仕事について語ってくださいました。

仏教文化遺産コースを志す方には、今後の研究方法や卒業後についても大きな道標となるのではないでしょうか。

次回のブログで山内さんの仕事について、次々回に櫻井さんの仕事について掲載いたしますので、是非ご覧いただきたいと思います。

 

仏教学科助手 池田 そのみ

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