学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

史学専攻

史学専攻へ社会人入学生

史学専攻には、今年度12名が修士課程に入学しました。また、博士課程への進学者も2名おり、大変活気を帯びています。
修士課程には2名の社会人入学生がいらっしゃいますが、若い院生に負けない熱意で研究に取り組んでいます。
そのお一人、廣瀬美智子さんを紹介したいと思います。

廣瀬さんは、他大学の法学部をご卒業後、総合職でメーカーに30年近く勤務された経歴をお持ちの方です。
10年ほど前に、たまたま、東大寺二月堂修二会に参籠する機会があり、それを契機に歴史に興味を持たれ、
奈良大学通信教育部文学部文化財歴史学科で歴史の勉強を始められました。
そして、50歳を超えたところで、学業に専念しようと会社を退職されたとのことです。卒論「懸仏にみる江戸時代の天下泰平」、
そして図書館振興財団主催の「第25回 図書館を使った調べるコンクール」で文部科学大臣賞を受賞されたエッセイ
「「市民」と「小民」-高輪築堤通船口-」の執筆により、論文を書く楽しさに目覚め、大学院への進学をお考えになったとのことです。
大学院では、江戸幕府5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院について研究されていて、近世史の授業のほか、近代史の授業にも参加され、
他の院生と切磋琢磨されています。若い院生にとっても良い刺激となっているようです。


入学しての感想を伺ってみると、
   「織豊期や江戸時代に関する未公開の史料を読んだり、天台宗史や近代史などについても、
  専門的な授業に参加することで、今までまったく知らなかったことを知ることができ、
  授業が楽しいです。自分が知らない世界がこんなにあるんだ
という感じです。
  通信教育ではわからない点(古文書の読み方、漢字の読みや、レジュメの書き方など)を
  細かく知ることができます
」              
                                 とのことでした。

           


元気溌剌とした廣瀬さんのご表情を拝見しているだけで、充実した研究生活を送ってらっしゃることが分かります。
廣瀬さんのご研究の大成を期待しております。