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宗教学専攻

【宗教学専攻】2020年度提出の修士論文の紹介


 本研究室では、2020(令和2)年度、博士課程の髙橋秀慧さんが博士論文を、修士課程の大藤椋太さんが修士論文を提出しました。

今回は、大藤さんに論文概要と、修論を書いた感想をまとめていただきました。

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論文タイトル「僧侶が行う社会活動としてのビハーラ運動―長岡西病院の活動の時代変化に着目して―」

【概要】

 本論文は、僧侶が行う社会活動である長岡西病院のビハーラ活動に着目し、時代的な変遷の特徴を新聞記事、仏教雑誌で比較し検討しました。その結果、ビハーラ活動は当初は死に逝く人のみの活動から、時代が遡るにつれて生きている人への活動へと、領域が広くなっていることを指摘しました。また、ビハーラ活動と葬式仏教の類似性についても考察しました。


【修士論文を書いた感想】

 大学院に入学した当初は、宗教学の授業についていくのがやっとで、修士論文を書くことができるのか不安でした。そんな中、『臨床宗教師養成課程』を受講し、自分自身の興味関心は何かを考えさせられ、修士論文のテーマを決めることができました。
 当初は現地調査を考えていましたが、コロナ禍のため現地には行くことができませんでした。このような環境でどのように研究したらいいか分からない時、指導教授の村上先生にアドバイスを頂き、オンラインで懇切に指導していただいたおかげで、論文を書き上げることができました。また、論文指導会において先生方や研究室の諸先輩に様々な意見をいただけたことが論文執筆の上で非常に参考になりました。
 改めて、ご指導いただいた先生方、研究室の院生各位ならびに修了した先輩方に、深くお礼を申し上げます。

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大藤さんは、3月29日に開催された、第191回駒沢宗教学研究会にて、修士論文をもとにした発表を行ないました。(記事はこちら

なお、各年度の提出論文のタイトルは、研究室ホームページでも紹介しています。ぜひご覧下さい。(リンクはこちら

                                (文責:大藤椋太・大場あや