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宗教学専攻

【宗教学専攻】大場あや先生の著書『葬制変容と生活改善』(春風社)刊行のお知らせ

1月18日、宗教学専攻修了生であり本学非常勤講師を務めていた大場あや先生の著書『葬制変容と生活改善――戦後地域社会の住民組織と新生活運動』(http://www.shumpu.com/portfolio/1100/)が春風社より出版されました(本体4,500円+税)。

本書は、東北地方に分布する「契約講」と呼ばれる互助組織に注目し、戦後の地域社会における葬儀の変容について、山形県最上郡最上町の事例から検討したものです。
産業化と人口移動が進展し、村政の民主化と新生活運動が喧伝される中、地域住民はどのように葬儀を捉え、時代・社会状況に合わせた形に変革しようとしたのか。
高度経済成長期の日本各地で見られた「重油式火葬場の建設」という出来事を糸口に、文化変容のプロセスを描いた作品です。

なお、本書は、2021(令和3)年度に本学に提出された博士論文がもとになっています。
(【宗教学専攻】2021年度提出の博士論文・修士論文のご紹介③
 https://www.tais.ac.jp/faculty/graduate_school/major_in_religious_studies/blog/20220520/76298/

ぜひお手に取ってみてください。

目次は以下のとおりです。

――――――――――――

序章

第Ⅰ部 研究の与件
第1章 葬制と社会変動―研究の第一与件
第2章 〈葬儀を支える住民組織〉契約講―研究の第二与件
第3章 生活改善をめぐる政策と葬制―研究の第三与件

第Ⅱ部 農村と町場における〈葬儀を支える住民組織〉
第4章 調査地概要
第5章 最上町における契約講と葬儀

第Ⅲ部 地域社会における葬制の変容の力学
第6章 戦後のまちづくりと新生活運動の展開
第7章 戦後町場エリアにおける契約講の連合と再編
第8章 分析と考察

終章 まとめと結論


参考文献
あとがき
索引

 

◆人文学科助手
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