学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

社会福祉学専攻

第2回公開講座終了のご報告

 2018度に引き続き、以下の日程で、大学院担当教員による公開講座しました。

1回 9 28 日(土) 「地域共生社会とコミュニティソーシャルワーク」 神山裕美
            「成年後見制度と家族支援」 沖倉智美

2回 10 26 日(土) 「システム論に基づく家族理解」 新保祐光
            「介護保険制度の変遷と課題」 宮崎牧子

3回 12 14 日(土)「利用者理解と感性」 金潔
            「近年の生活保護基準の改定過程」 松本一郎

4回 12 15 日(日)「最近の社会的養護・里親制度の動向」 高橋一弘
            「実践を可視化する質的調査の方法」 坂本智代枝

 

 大学院を、身近な学びの場として体験していただきたいと願い、講座を開講しましたが、卒業生を中心に延べ66名のご参加をいただきました。

 受講者の感想をアンケートから抜粋、掲載します。

 「現場では発せられない辿りつかない言葉、考え方を、現行制度・社会情勢・実践研究で得られた理論を伺うことで、日々もやもやしているものが晴れるような機会となりました。私は久しぶりの研修受講でしたが、家や職場に持ち帰り、今自分達で何ができるか一緒に考えたいです。」

 「今年もありがとうございました。地域福祉も後見人制度の話も、現在、働きながら関わる機会が増えている事だったので、最新の情報と共に改めて学ぶことも出来て良かったです。グループワークも楽しく学べました。」

 「すごく学びになりました。内容ももちろんですが、普段お会いしない方々と同じテーマで話し共有できたこと、行政の動向も知れて嬉しかったです。福祉職で良かったです。」

「日頃高齢分野について学ぶ機会が少ない為、現場を振り返るきっかけになり良かったです。制度的な背景についても深く学ぶことが出来ました。システム論について、物の見方として、自分の身にもつけていきたいと思いました。理解がまだ不十分なので、もう少し復習したいと思います。」

「専門職としては「感性」という基本的なテーマを改めてじっくり学ぶことが出来た。自分が今まで知っていた、学んでいた内容と重なることも多かったが、いろいろな切り口で整理されていたので、わかりやすく再確認することが出来た。」

 「歴史的と政治的な面に色々な場面から最低生活保障を改めて勉強し直し、分かりやすく理解できました。ご講義どうもありがとうございます。」

 「実践者が研究することは現場にとってプラスになることが理解できた。具体的には実践で困ったことを研究し、困った点を改善できる解決策を明らかにして、実践に活かしていくなどである。実践者が研究することはアクセスの容易さなどが有効であるとわかった。」

 「貴重な講座ありがとうございました。社会的養護・児童養護施設の現状を改めて理解し、やはり人材不足と人材育成の課題を痛感しました。また、日頃の仕事の中で疑問や“なぜ?”を大事にして、現場に活かせるものが一つでも自分で出来ることがあればやってみたいなと感じました。」

 受講アンケートではこの他、「実践を行う上で、どのように自己研鑽を重ねているか」について回答していただきました。「ケアマネージャー等、卒業後の資格取得」、「職能団体主催の研修への参加」、「スーパービジョンを受ける機会」等、現場で実践を重ねながら、工夫を凝らして研鑽を積んでおられる皆さんの、ご様子を知ることができました。お寄せいただいた声に、今後大学院としてどのように応えていくのか、大きな宿題をいただいた講座でした。

    (文責;沖倉智美)