学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

社会福祉学専攻

図書館活用ガイダンスのご紹介



 

 この表示、何だかご存知でしょうか。

 図書を分類する「日本十進分類法」に基づく、社会福祉学の番号「369」です。

 5月22日(月)、「ソーシャルワーク研究法Ⅰ」の授業の中で、図書館活用ガイダンスを受講しました。

 大正大学附属図書館は、大正大学のランドマーク的存在である総合学修支援施設(8号館)に20209月にリニューアルオープンした、約67万冊の蔵書を抱える図書館です。

 大学院での研究論文作成にあたって、先行研究の整理は誰もが必ず行うものであり、その際に豊富な蔵書を抱える附属図書館は、心強い味方です。蔵書がたくさんあっても、その中から自分の研究にとって必要かつ重要な文献を見つけ出すことは至難の業です。今回は「基本のき」として、OPACを中心とした多様なデータベースによる検索等を、実習も交えてレクチャーしていただきました。

 当日ガイダンスを担当していただいた図書館職員の丸山雄太さんに、附属図書館のPRや大学院生におススメの活用方法をお伺いしましょう。

「図書館は目的に応じた様々な利用方法があります。図書館と聞くと、静かに勉強や読書をする場所というイメージを持たれると思いますが、附属図書館の2階及び3階の一部はグループワークや意見交換など他の方とコミュニケーションをとることができます。個人で文献から情報を得る(インプット)と他の方と意見交換で情報を発信する(アウトプット)を附属図書館の中で、実践いただきたいと思っています。また、本学大学院の研究科の内容に特化した資料を多く所蔵しています。研究に是非ご活用ください!」



 参加した修士課程1年の小林伸匡さんが、図書館の良さとして、吹き抜けがあり、館内の色使いや書架以外のスペースが広くとられている等、開放的な雰囲気を挙げた上で、以下の感想を寄せてくれました。

「今回のガイダンスでは見学しなかったが、4階には個別ブースがあり、事前申し込みをすれば大正大学の学生は利用できるとのこと。また、大正大学の図書館内にない学術書も、他大学から取り寄せることができると聞いた。仕事をしながら、4月から大学院に進学したため、図書館で過ごす時間はまだとれていないが、21時まで開館しているということを知り、今後は社会福祉学専攻の院閲覧室とともに、附属図書館も利用しながら、文献にあたる時間をつくっていきたい。」

 

 

 コロナが落ち着きを見せてきた今年58日より、18歳以上の方や本学館長が指定した中学校・高等学校の生徒の皆さんへの、開放もスタートし、ガイダンス当日も多くの制服姿の皆さんが利用していました。近隣の皆さんは、是非足をお運びください。

 

(文責:沖倉智美)

GO TOP