学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

社会福祉学専攻

第3回研究経過発表会の開催と社会福祉学専攻の招聘講義を行いました。

 

 2024年211日日曜日10:30より院生による令和5年度第3回研究経過発表会を開催しました。院生4名の先行研究を踏まえた研究デザインが発表され、共同指導体制のもと質問やコメント等、次の研究につながるヒントを得られる機会となっておりました。

 

 午後の13:30からは大学院社会福祉学専攻との共催企画として、大正大学社会福祉学会第47回大会「子ども家庭福祉の動向と近未来のソーシャルワーカーの課題」を大会テーマとして開催されました。卒業生会員はもとより、院生のみならず学部生も併せて60名の参加がありました。

 招聘講義では「こども家庭ソーシャルワーカーの資格化とその課題」として関東学院大学教授の澁谷昌史先生に講義をいただきました。こども家庭ソーシャルワーカーの専門性が問われる背景とともに社会福祉士と精神保健福祉士への期待も示されています。今、こども家庭ソーシャルワーカーは子どものみではなく、家庭という地域基盤を踏まえたソーシャルワークがますます求められています。

 

 

 

 そのようななか研究部会では、子ども家庭及び地域基盤を踏まえた研究と実践報告が報告されました。今後の社会福祉教育への指針を示しいていただいた大会でもありました。質疑応答や分科会のディスカッションでは、熱心に意見交流がされていました。

 

 交流会では、40名の参加があり、在院生は卒業生の実践活動に触発され卒業研究への取り組みのために積極的に質問をしておりました。「つながる、つくる」そんな機会となったこと、修了生の交流と研鑽の機会となること、実践と研究の好循環を促進する働きが促進された大会となりました。

 

                             (文責:坂本智代枝)

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