学部・大学院

「学び」と「実践」を通じた人材育成

日本文学科

【卒業生の声】教員として活躍中の卒業生からお便りをいただきました

1.自己紹介

皆さん、こんにちは。2021年3月に大正大学文学部日本文学科を卒業しました中村と申します。

大正大学では、古典ゼミで和歌文学について研究するのと同時に教職課程を履修し、中学校・高等学校の教員免許状の取得と国語教師になるという夢の実現に向けて学友と共に勉学に励んでいました。

幸いなことにその夢を実現することができ、現在は東京都で中学校教諭として務めています。


まだ就職して半年も経ちませんが、同じように日本文学科で国語科の教員を目指している学生や、日本文学科の卒業生はどんな仕事をしているのだろうと思う人に、少しでも参考になるようなお話ができれば幸いだと思い、こちらの記事を書かせていただきました。

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2.中学校教諭の仕事について

私は現在、東京都北区立明桜中学校で勤務をしており、第一学年5クラスの国語の授業を担当しながら、副担任を務めています。現在は新型コロナウイルス感染防止対策によって、活動できる時間が限られていますが、授業の時間以外にも吹奏楽部の顧問として指導をしています。

私の一日の仕事についてお話ししようと思いますが、以前、日本文学科のブログに掲載されていた卒業生の先輩の記事を見て、時間割があるととてもわかりやすく感じたので、私の1週間の時間割を載せておきます。

空いている時間もあるので大学の講義の時間割と少し似ているかもしれません。

想像以上に授業が多いと感じる人もいれば、空き時間があるからそんなに忙しくないのではないかと感じる人もいると思います。ちなみに、( )の部分は基本的に各クラスの担任の先生が授業をするので、その授業の様子を見学させてもらって指導の仕方を学んだり、もし担任の先生が体調不良や家庭の事情でお休みの場合は代わりに私が副担任として授業を行ったりしています。また、水曜日は全学年5時間授業で6校時に委員会や職員会議等を行っています。

授業のない、空いている時間は何をしているのかというと、その時間に生徒の提出物を見て採点やコメントを書いたり、授業の反省点と改善策を考えたりしています。また、この時間や、生徒が部活動を終えて完全に下校した後の時間に、次の単元ではどのように学習を展開していくのかを考え、授業を作っています。

そのため、授業のない時間でもやらなければならない仕事が沢山あり、教師は多忙ということは教師になる前からよく耳にしていましたが、実際に教師になってから身に染みて感じています。

しかし、生徒たちの素直で元気なところから「明日もまた頑張ろう」という活力を感じることができ、何よりも少しずつ成長していく姿を一番近くで見ることができるというのは教師にしか味わうことのできないものであり、教師という仕事は、私にとってどんな仕事よりもやりがいを感じられる仕事だと心から感じています。

 

3.日本文学科の皆さんへのメッセージ

私は高校3年生から国語教師になるという夢を持ち、その夢の実現のために大正大学日本文学科で国語について学びたいと思って入学をしました。もちろん、日本文学のことについて多くを学ぶことも夢を実現することもでき、今その知識を仕事で生かすことができていますが、それよりも大切な2つのことをこの大学生活4年間で学びました。

それは、夢を実現するための努力と学友と切磋琢磨することの大切さです。

教師になるためには、教員採用試験に合格しなければいけません。勉強が好きかと言われるとそうではなかったのですが、私が大学3年生のときの冬に行われた教育実習報告会で、同じように日本文学科で学んで教員採用試験に合格した先輩のお話を直接聞いて私も絶対に受かってみせるという一心で、一生懸命勉強をしました。

また、同じ国語教師を目指している学友と空きコマを使って一緒に勉強をしたり、話をしたりすることで、夢を実現するための努力はいつの間にか苦ではなくなっていました。

まだ大学生活を過ごした後に何がしたいのか決まっていないという人は、少しでも興味のあることについて、まずはとにかく調べてみてください。そこから夢につながる何かが見つかると思います。それでもわからない場合は、日本文学科の先生方は本当に優しい先生ばかりなので、相談してみるといいと思います。夢が決まっている人は、同じような夢を持った仲間を探して一緒に、その夢の実現に向けて今できることに全力で取り組んでみてください。

夢の実現に向けて努力することは、もしその実現がすぐには叶わないとしても、決して無駄なことではないと思います。教師を目指しているという方は、いつか一緒に仕事ができることを楽しみにしています。応援しています!


〔学科スタッフより〕
中村さん、お便りありがとうございました。大学時代の同級生との切磋琢磨を経て、充実した教員生活をスタートしたご様子が伝わってきて、たいへんうれしく拝読しました。興味があることをとにかく調べはじめてみるというアドバイスは、とても大切なものですね。ぜひ、後輩の皆さんにも見習ってみてほしいです。中村さん、本当にありがとうございました!

日本文学科では、引き続き卒業生の皆さんからの在校生、受験生などに向けたメッセージを募集しています。よろしくお願いします。

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