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国文学専攻

国文学専攻在学生・修了生インタビュー 6号(前編)

国文学専攻在学生・修了生のインタビュー企画、第6号をお伝えします。前号までの記事はこちら(第1号第2号第3号第4号第5号)。

今回は博士前期課程1年に在籍中のAさんからお話をうかがいました。Aさん、どうぞよろしくお願いします。


Q.ご所属と学年を教えてください。また、良かったら簡単に自己紹介をしてください。
大正大学大学院国文学専攻修士1年です。趣味はサイクリングと読書で、現代の小説をよく読んでいます。

Q.大学院に入学しようと考えたきっかけは何ですか?
学部での4年間や就職活動を通じて多くの人に出会い、自分の「強み」「成果」について考える機会がたくさん増えました。そのなかで、「勉学」というジャンルにおいては強みがまだまだ乏しいことに気がつき、自身の専門を持てるようになりたいと考えたのがきっかけになります。

Q.なぜ大正大学大学院の国文学専攻を選びましたか?
もともと読書が好きということや家庭環境があり、言語について興味を持っていました。大正大学の日本文学科に在籍していたのでそのまま勉強を続けようと思い進学しました。

Q.大学院の試験はどのようなものでしたか? 何か印象に残っていることはありますか?
日本文学に関する筆記、英語の試験、面接をしました。筆記試験で学部時代に卒論のテーマにしていた日本語学ではなく古典に関する問題を選択したのですが、その理由を面接で問われ、自身の経歴から試験の解答までしっかりと見てもらえていることに安心しました。

Q.大学と大学院とで違うことはありましたか?
授業時間が比較的遅いことと、授業内発表をする割合が多くなったことです。どちらも院生の都合を考えて調整してもらえるのでとてもやりやすくてありがたいです。

Q.大学院に入って驚いたことはありましたか?
思った以上に授業内容を院生に合わせてもらえるのには驚きました。自分の「興味」が授業として体現するのはとても嬉しいです。

Q.大学院で楽しかったこと、良かったことはありますか?
上記と内容が被りますが自分の「興味」が授業として体現することです。私は日本語学の方が専門になりますが、古典系の授業でも興味に合わせて授業を構成してもらえるので楽しく参加することができています。


Q.大学院での生活はどのようなものですか? 一週間の大まかなスケジュールを教えてください。
月 インターン出勤、家庭教師出勤(課題)
火 授業2コマ、塾講師(課題)
水 出版社出勤、塾講師(課題)
木 出版社出勤、特殊研究、授業、家庭教師出勤(課題)
金 授業2コマ、塾講師(課題)
土 課題、塾出勤(課題)
日 休み(趣味、課題)

毎日7時半起床、24時就寝くらいのリズムです。課題は時間をみて取り組んでいます。


学部よりも人数が少ないからこそ、授業自体が院生の興味関心に即して進行するところは大学院の魅力ですね。忙しい中でも楽しんで努力されていることがよく伝わってくるお話でした。

前編は以上です。記事は後編に続きます
 
大正大学大学院文学研究科国文学専攻
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