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国文学専攻

【国文学専攻】在学生・修了生インタビュー 7号(後編)

在学生・修了生インタビュー7号として、博士前期課程1年の森さんにお話をうかがう企画の後編をお届けします。後編では、大学院での研究や成果、今後の展望などをうかがいたいと思います。

前編はこちらをご覧ください。


Q.ご自身のご研究の内容や、その内容を選んだきっかけを教えてください。
『源氏物語』の哀傷歌について研究しています。いつそう思ったのかは覚えていませんが、和歌についてもっと知りたいと思ったのが最初のきっかけです。さまざまな和歌があるなかで、いつの時代も、誰も逃れることのできない「死」という事象について、昔の人はどのように捉えていたのか気になったため、大学の卒業論文では『萬葉集』の挽歌について論じました。そこから発展して、古典作品のなかで一番興味がある『源氏物語』に触れたいという思いから、『源氏物語』の哀傷歌という研究対象に行き着きました。

Q.ご自身の研究に取り組む面白さ、楽しさを教えてください。
当時の風習や価値観を学んだり、その歌を詠んだ人物が物語にどのような影響を与えているか考えたり、歌を介して学べることが多く、一首一首考えこまずにはいられない程興味深く面白いです。

Q.大学院に入る前と入った後で出来るようになったことや変わったことはありますか?
大学院に入るまでは、具体物を眼の前にして考えることはできても、理論だけではどうも考えきれないところがありました。まだ「できる!」と声を大にして言うことはできませんが、自分の専門ではない言語学の授業を経て、理論を通して考えることが自分のなかで特別ではなくなりました。苦手克服への小さな一歩は踏み出せたように感じています。

Q.ご自身の経歴や経験をふまえて、大学院で学ぶにあたって難しいことなどはありましたか?
大学院では自分の専門を深く学ぶことができますが、一方である程度日本文学や日本語学という分野全体に対しての知見も必要です。苦手な分野について、学部生のときより更に高度に考えることは正直辛いものがありますが、今後も前向きに頑張ります。

Q.大学院生のうちに取り組んでみたいこと、挑戦してみたいことはありますか?
大学院での学びに真摯に向き合い知見を深めていくことが第一ですが、柔軟に行動できることも大学院生としての強みだと思っているので、いろんな経験がしたいです。直近の目標は漢検です。なぜか人生で一度も受けずにここまできてしまったので、勉強して受験したいです。

勉学には全く関係ありませんが、みりんの使い方をマスターしてコクのある美味しい料理が作れるようになりたいです。

Q.大学院で学んだことを活かした、将来への夢や希望する進路を教えてください。
中学校の国語の教員になるのが夢です。生徒が国語という教科に楽しさだけでなく、必要性を感じることができる、そんな授業をするのが目標です。

Q.これから大正大学の国文学専攻に入学を考えている後輩に向けてメッセージがあれば教えてください。
先生も先輩もビックリするくらい親身な環境です。安心して学生生活を送ることができると思います。そのなかで、自分の専門をより深く突き詰めることができるので、学びに前向きに取り組むことができます。一緒に机を囲んで話し合える日が楽しみです。


森さん、素敵なお話をありがとうございました! 研究と勉強とに真摯に向き合う姿勢は、将来の目標にしっかりと結びついていくはずです。引き続きがんばってください。

国文学専攻では、今後も在学生・修了生へのインタビューを継続していく予定です。こんな先輩の話が聞きたいといった要望がありましたら、日本文学科事務室までご連絡ください。


大正大学大学院文学研究科 国文学専攻
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