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国文学専攻

【国文学専攻】在学生・修了生インタビュー 7号(前編)

国文学専攻在学生・修了生のインタビュー企画、第7号をお伝えします。前号までの記事はこちら(第1号第2号第3号第4号第5号第6号)。

今回は今年度に大学院に入学された、森さんからお話をうかがいました。ちょうど、半期を終えたところでの大学院生活の感想はどのようなものだったのでしょうか。


Q.ご所属と学年を教えてください。また、良かったら簡単に自己紹介をしてください。
文学研究科国文学専攻修士1年の森です。音楽を聴いたり踊ったり、友人とお喋りしたり、気分が上がることが好きです。

Q.大学院に入学しようと考えたきっかけは何ですか?
中学生の頃、国語の先生の「大学院でひたすら崩し字を読んでいた」というエピソードが衝撃的かつ魅力的で、そこで初めて大学院に興味を持ちました。その後大学の教職課程を経て、もっと自分の専門を深めて教壇に立ちたいという思いが強くなり、本格的に大学院進学を考えました。

Q.なぜ大正大学大学院の国文学専攻を選びましたか?
一番の理由は、在籍していた大正大学の日本文学科の居心地が良かったからです。自分の興味に親身になって応えてくれる、細やかな指導をしてくださる、そんな先生方の存在を知っていたので、不安なく通えると思いました。

Q.大学院の試験はどのようなものでしたか? 何か印象に残っていることはありますか?
専攻についての記述問題、英語の試験、面接を受けました。過去問に触れていたので、慌てることなく解答することができました。

当日は大学の推薦入試も行われていました。大学院の試験会場前で泣きそうな顔をした高校生がいたので話を聞いたところ、自分の試験会場が分からないとのことだったので道案内をしました。緊張しているその高校生を見て、私も頑張ろうと思いました。

Q.大学と大学院とで違うことはありましたか?
発表の回数が格段に増え、また授業内で自分の考えを共有する時間も増えました。他の院生の考えを聞いて自分のなかで新たな視点が芽生えたり、自分の考えが会話のなかで深まっていったり、対話的学びのなかで得られる知見の多さを実感しています。

Q.大学院に入って驚いたことはありましたか?
先生方がたいへん親身で、院生のことを気遣ってくださることです。学部のときも「大正大学の先生はすごく親身だなあ」と思っていましたが、大学院に入ってからは、授業外でも目が合えば声をかけていただいたりと気遣いを実感する回数が増えました。すごく嬉しいです。

Q.大学院で楽しかったこと、良かったことはありますか?
対話のなかで新たな知見や学びが得られたとき、発表が上手くできたとき、少人数であるため周囲のポジティブな反応も直接的に受けることができ、達成感が得られます。帰り道を歩きながらその日の授業を振り返る時間にも楽しさを覚えています。

Q.大学院での生活はどのようなものですか? 一週間の大まかなスケジュールを教えてください。
週3回登校し、週3回アルバイトをして、残りの1日は好きなように過ごしています。大学院での生活がどのようなものになるのか想像ができなかったので、意図的に大学生の頃と変わらないスケジュールにしていました。春学期を経て大学院生としての自分のリズムを掴めたので、今後は将来に向けての動きを本格的にしていきたいと思います。このように柔軟に行動できる点は大学院ならではだと思います。


「親身」ということばがキーワードになるようなお話をいただきました。森さんご自身も、後輩になろうとがんばっている学部生に親身になってあげたようで、何よりでした。とても良いお話を聞けたように思います。

前編は以上です。後編もこちらのアドレスで公開しましたので、ぜひご覧ください。
 
大正大学大学院文学研究科 国文学専攻
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