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国文学専攻在学生・修了生のインタビュー企画、第9号をお伝えします。前号までの記事はこちらをご覧ください(第1号、第2号、第3号、第4号、第5号、第6号、第7号、第8号)。
在学生・修了生インタビュー第9号として、引き続き修士課程1年生の岡田さんにお話を伺っていきます(前編はこちらです)。
岡田さん、よろしくお願いします。
Q.ご自身のご研究の内容や、その内容を選んだきっかけを教えてください。
筒井康隆作品における作家の自己投影について研究しています。
筒井康隆は初期の頃から私小説を嫌っていたのですが、一人称「おれ」を使って作品を書いたり作品中に作家自身に近い人物を登場させたりすることがあります。また、最近の作品になるとその「おれ」がそのまま筒井であるととれる作品やエッセイに近い作品も書いています。なぜそういった作品を書くのか、また、なぜ年を経るごとに変化が起きるのかが気になったためこのテーマを選びました。
Q.ご自身の研究に取り組む面白さ、楽しさを教えてください。
やはり、好きなものを突き詰めて考えていくことが面白みだと思っています。
いままでただ単に読んで面白いと思っていたものを、細かく見ていったり真剣に考えたりすることで「面白さの深さ」が変わったと思います。また、細かく見ていくことや真剣に考えていくことそのものも面白かったりします。楽しいです。
Q.大学院に入る前と入った後で出来るようになったことや変わったことはありますか?
まだ入って数か月なので成果らしい成果はまだあまりないのですが、現在は筒井康隆だけでなく当時の文壇状況や私小説の状況を勉強しており、そこが変化かと思います。今後も作家だけでなく、その周囲にもきちんと目を配っていくことが課題です。
Q.ご自身の経歴や経験をふまえて、大学院で学ぶにあたって難しいことなどはありましたか?
自分の興味から少し遠い所へも手を伸ばしていくことが大変だと思っています。
卒業論文執筆時に著作リストを製作しいろいろ数値を取ったのですが、それをきちんと活用していくためには統計学も勉強すべきとご指導いただき、最近勉強を始めたところです。
元々数字を扱うのが苦手なので若干弱気になっているのですが、頑張ろうと思います。
Q.大学院生のうちに取り組んでみたいこと、挑戦してみたいことはありますか?
大学3、4年の時にはほとんど筒井しか読んでいなかったので、繰り返すようですがもっと広く勉強していきたいと思っています。
Q.大学院で学んだことを活かした、将来への夢や希望する進路を教えてください。
現在、迷い中です。
Q.これから大正大学の国文学専攻に入学を考えている後輩に向けてメッセージがあれば教えてください。
もちろん親との相談等あると思いますが、迷っているのならば、飛び込んでみるのもありかと私は思います。3年生までの勉強や4年の卒業論文執筆などで「もっとやってみたいな!」や「これ、すきだな!」と思ったのなら、気軽にもう一歩踏み込んでみていいと思います。課題など多少大変なこともありますが、やはり楽しいですから。
もし興味があるのならば先生に相談してみたり、機会があればお喋りしに院生室に来てみたりしてもいいのではないかと思います。
現在、男の院生が私しかいないので、男子学生大募集中です。よろしくお願いします。
岡田さん、ありがとうございました!
好きなものを追求し、一歩踏み込むとのメッセージをいただきました。引き続き充実した研究生活をお送りください。
以上で、在学生・修了生インタビュー9号は終了です。これから大学院進学を考えている方への参考になれば幸いです。
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